作文、冊子・本作りのお手伝い

  長野県千曲市にある「さらしなの里」は、かつて更級郡と呼ばれていたところ。この郡名は平安時代に書かれた日記文学「更級日記」のタイトルになりました。更級日記は都の貴族女性が少女のころから晩年までをつづったもので、自分史の先駆けとも言われています。千年前の一人の女性が、少女時代の思い出や迎える死を前にした思いを、自分の言葉で表現した貴重な文章です。「思い」を読みやすい分量の形で残してくれたことによって、現代の私たちは日本の長い歴史や豊かな文化の中に存在することを知り、自分を見つめ直すことができます。

更級という地名は平安時代から都人にとって特別なものだったのですが、2004年、市町村合併で行政区画名としては消滅しました。そのことが残念で活動を始めたのが、さらしな堂。旧更級郡更級村(現長野県千曲市若宮)にあります。「更級日記」作者をはじめ都人が「さらしな」にあこがれた理由を調べ、文章を書いたり短歌を作ったりして、冊子や本の制作まで一貫して行ってきました。その経験と長く新聞の文化部記者として培った編集力をもとに、伝えたい思いがある方がその思いを表現するお手伝いをします。

 文章や形になかなかできない思いがありましたら、ご相談ください。思いを語っているうちに、ふさわしい表現の形が見えてくることがあります。表現は長い文章である必要はありません。エッセイや短歌、俳句、写真など…いろいろあります。文章なら一度に全部を書こうとせず、折々に思いついたことを書き溜めていくことをおすすめします。発表の仕方も、届けたい人向けだけの本、エッセイをいくつかまとめた手作りの冊子、自分のホームページへのアップ…などさまざまにあります。一つの文章でもタイトルや写真などを添えてレイアウトし、1枚に印刷すれば立派な作品です。たくさん書けば伝わるというものではありません。思いが形になっていれば、だれかが手に取り、その人の生活や人生の手がかりになるかもしれません。

思いの形のご提案もしたいと思います。形にするために必要な費用の見積りをお出しします。思いを文章にするには、普段の暮らしの中で心がけておくといいことがあります。さらしな堂の経験(心がけるとよいこと)を、ご参考に供したいと思います。

インターネットを使える方であれば、遠隔地であってもZOOM(ズーム)という対話アプリで、対面の打ち合わせも可能です。さらしな堂の連絡先は次の通りです。

電話 080(3027)9037
メール sarashina1961@gmail.com

★さらしな堂では、夢の作文支援センターのサイトとは別に、古来都人があこがれたさらしなの魅力を、多様な角度から紹介するサイトを運営しています。
http://www.sarashinado.com/