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「思いを形に 夢咲く文」ー地域新聞で連載を始めました

 地域のニュースや話題、読みものを掲載する「ちくま未来新聞」に、伝えたい思いを文章にする際の心がけについて、連載を書かせてもらうことになりました。同紙は一般社団法人ちくま未来戦略研究機構が発行するもので、長野県千曲市を中心に取材し、発行は月1回。タブロイド判12ページ、フルカラーです。
 書かせてもらう連載のタイトルは「思いを形に 夢咲く文」。伝えたいことが文章になり、相手に届いたときの喜びは格別であり、そのための方法や心がけを書きたいと思っています。
 連載の初回は7月1日発行の第30号。伝えたい思いの核を見つけることと、読んでもらいたい人を明確にすることの大事さを書きました。31号の第2回では、思いの核は不完全でもとにかく書き切ったという感じのところまで書いてみることをお勧めしました。
 書きたいと思っている方にはそれぞれの事情があると思います。連載を読んでいただいた方の感想や相談をお聞きしながら、続けます。なお、伝わる文章の書き方については、当サイトの「心がけるとよいこと」でも書いています。切り口を変えるなどして、書くことのハードルを低くできればと思っています。
 ちくま未来新聞について詳しくは次のサイトをご覧ください。https://ckm-mirai.org/?page_id=1723

手づくり冊子絵本「チュンのあさごはん」完成

創作童話「チュンのあさごはん」の冊子絵本ができあがりました。著者は「たぬ平とハクビシン」をお書きになった元保育士の女性。家の屋根にすんでいるスズメたちの観察を通して紡ぎだした物語です。
家の庭には小さな鳥から比較的大きな鳥までいろいろやってきます。いのちをつなぐためにそれぞれ懸命です。スズメという小さな生き物ならではの生存戦術を、著者は保育士と果樹農家ならではのまなざしで、優しく楽しく描いています。
B5判、16ページ。表紙絵と挿絵の制作を、童画家のたかおかひさえさんにお願いしました。物語に登場するスズメたちのキャラの描き分けも見どころです。
インクジェットプリンターで印刷、のり付けして製本した手づくり冊子絵本です。さらしな堂に展示しています。ご希望の方には有料で販売しています。

創作童話の冊子制作を進めています 「たぬ平とハクビシン」作者のもう一つの物語

「チュンのあさごはん」という創作童話の冊子制作を進めています。「たぬ平とハクビシン」をお書きになった元保育士の女性のもう一つの物語で、今回の童話の主人公は、家の屋根に住みついているスズメたちです。小さな生き物に寄せるそのまなざしは、幼児の成長に注いできたまなざしと響き合って、著者ならでは物語を紡ぎ出しています。

物語を彩る絵を画家に依頼し、このほど表紙絵と挿絵が届きました。出来上がったら、またお知らせします。

心がけ61 うまく説明できないことが人の心を打つ場合がある

「人の心を本当に強く打つのは多くの場合、言葉ではうまく説明のできないものごとなのです」

これはアメリカ人がかいた世界的なロングセラー絵本「おおきな木」の訳を手掛けた村上春樹さんの「あとがき」にある一文。伝えたい思いを文章にするときの励みになる言葉だと思いました。うまく言葉では説明できないことの方が、読者の心を打つことがあるのです。
この絵本は、子ども時代から最晩年に至る一人の人間のために木がひたすら自らの身を文字通り削るお話。親が子どものために献身的に時には自己犠牲を払うことはよくありますが、このお話の特徴は老人になって死ぬ間際まで木がひたすら奉仕するところで、ページを繰っていくと「いいお話だな」とは素直に思えず、複雑な気持ちになります。それでも読み終わると、また読み直したくなったり、抱いた複雑な気持ちの理由を知りたくなったりします。村上さんの言葉のように、強く打たれた自分の心の内実はうまく言葉では説明できないのです。
正しいか間違っているか、はっきり判断のできないことが生きていくときには出てきます。複雑な事情があってどうにも解決できないことがあります。死んだら自分はどうなるのかといった答えの出ない問題もあります。人の心を打つ表現のチャンスかもしれません。

★文章を作るときに普段心がけておくといいことを「心がけるとよいこと」のコーナーで連載しています。

伐られた果樹園を見て思うこと 新聞の投稿欄に

 創作童話「たぬ平とハクビシン」をお書きになった元保育士の女性の投稿が、信濃毎日新聞の建設標のコーナに掲載されました(2022年5月7日付)。十数年前、果樹園を営む中で感じた思いを、現在のご自身に引き寄せて執筆なさったものです。

 プルーンの実には白く薄い粉のようなものがついていますが、雨をはじき病気を防いだり、新鮮さを保つ働きがあるそうです。それがつるつるになってしまっていたことに目をとめたのは、果樹農家ならではだと思います。

さらしな短歌のコーナーを設けました

 さらしなの里で生まれ育ち、定年退職を機に住みなおしを始めました。その中で作っている短歌を「さらしな短歌」のコーナーに掲載しています。これまでは「さらしな堂アネックス」に掲載していましたが、短歌は思いの形の一つなので、こちらに移しました。

 定年前に作った短歌は「さらしなのうた」という本にまとめています。自主制作、自費出版です。

創作童話「たぬ平とハクビシン」 を掲載しました

元保育士の女性からお預かりし、「たぬ平とハクビシン」というタイトルで出来上がった創作童話を、女性のご了解を得て、アップしました。

甥御さんにこの物語の冊子を送ったところ、甥御さんのお子さんから感想が届いたそうです。「たぬ平のやさしさがよくわかった」などと書かれてあり、お孫さんの世代の子どもたちが楽しんでくれたそうです。画像をクリックすると、冊子版がご覧になれます。

改装工事が終わりました お立ち寄りください

 2021年8月に定年退社、閉まっていた実家の大谷商店をさらしな堂事務所に改装していましたが、年内に工事を終えることができました。大谷商店は生まれる前年に開業し、約50年、地域のみなさんにお世話になりました。正面に冠着山(姨捨山)、家の裏はすべて田んぼという立地。当時はまだ水が出るところで、家はほとんどありませんでした。人がたくさん集まるバス停があったので祖父らが商機を見出したようです。
 新潟県に入ると信濃川と名前を変える日本一長い「千曲川」がすぐそこを流れています。小さいころよく遊んだのは田んぼと堤防、河原でした。以来、半世紀。家の裏に広がる風景はほとんど変わりません。田んぼの構造改善事業が行われ、水路はコンクリートとなり生き物はなかなか見られなくなってしまいましたが、その景色にはいまも声を挙げたくなります。
 中学と高校が千曲川の向こう側にあったので、自転車で堤防を走る日々でした。現在は自転車と歩行者の専用道として整備されていますが、当時は砂利道で通る人もほとんどおらず、大きな声で歌うことも平気でした。堤防沿いは子どものころに、国道18号のバイパス敷設が都市計画決定され、今もその計画は生きています。いつまでこの景色が見られるか。
 事務所にはこれまで作ってきた本や冊子、ラミネート加工の文章などを展示しています。大きなテーブルがありますので、座ってごらんください。長年弾く人のいなかったピアノを自宅から移設しました。高校のときお世話になった地元の楽器店に調律してもらいました。間仕切りをし、会議室になる部屋も作りました。改装にあたっては、女性優先のトイレを設置しました。男性優先の小便用トイレもあります。特に冬はご不便があると思いますが、どうぞ、お立ちよりください。

新事業への思い、1枚に

 会社経営をしている方から「新しい事業を立ち上げる思いを文章にしたい」という相談がありました。すでにその思いを文章にしてあるとのことだったので、メールで送ってもらいました。
A4サイズのWordファイル4ページが届きました。地域活動を一緒にするなど長いおつきあいのある方だったので、その方の会社の製品は知っていました。今後は、持続可能な開発目標として世界各国が掲げているSDGsの達成に、さらに貢献する事業にしたいとのことでした。新事業の前段階の事業に取り組んですでに20年、全国各地に200件以上の製品実績があり、人や動物、地球環境にも優しい事業であることが分かったといいます。
製品を導入した方からは高い評価を受け、今後の需要に自信を深めており、現在の製品をさらに使い勝手良くすれば、より多くの人に「しあわせ」を届けることができ、社会貢献性もある、それゆえに、研究や販路拡大に公金の支援を得るに値する事業であると確信したとのことでした。
直接会ってお話を聞いたり、ホームページを読んだりして、新事業に寄せるこの方の思いを、お預かりした文章を踏まえ、A4サイズ1枚にまとめました。
A4、1枚というのは、思いを伝えるときの基本だと新聞記者時代の経験から考えています。取材趣旨や企画趣旨はとにかく1枚にまとめ、届けたい相手に渡しました。伝えたい思いの核心は、1枚がベストだと思います。お知らせしたいことは資料としてPDFなどで添えます。
相談があった会社経営者とは、私案の文章について幾度かやりとりして完成となりました。事業展開のパートナーに読んでもらう基本文書になったと受け止めていただいたようです。