当地には、地域のお祭りなどに協力する「さらしなの里友の会」という住民団体があり、機関誌「友の会だより」の編集のお手伝いをしています。A4判4ページ(フルカラー)で年2回発行、最新46号。33号からは住民の寄稿を掲載する里麗(りれい)エッセイというコーナーを設けました。地域のニュースだけでなく読み物を充実させようとしてきたのですが、号を重ねていくうちに、住んでいる人たちの考えていることや思いが載っていないのではという議論があり、それなら特に女性にエッセイを交代で書いてもらったらどうかとなりました。
約600字、写真1枚を付けてもらっています。友の会の副会長を務める女性のネットワークで毎号、筆者を決めるのですが、文章は読みごたえがあり、誌面制作をするのが楽しいです。なぜ、そうなのかを察するに、伝えたいことや思いがはっきりしているからだと思います。多くの方が伴侶やお仲間がいらっしゃり、書いた文章を読んでもらっている人も多いのでは思います。加えて、自分の知り合いや家族親戚も読む地域のメディアなので、読者対象が意識されているせいもあるかもしれません。
最近の44号では、「鳥もお葬式?」という絵本になるような観察体験をお書きになった方がおり、引き込まれました。
さらしなの里友の会だよりは、次をクリックしてご覧ください。http://www.sarashinado.com/category/tomonokai/ 里麗エッセイは33号から毎号2ページの下段に掲載しています。