さらしな堂が制作をお手伝いした童話冊子「チュンのあさごはん」(中村玲子著)に、表紙絵と挿絵を描いてくれた長野県千曲市の童画家たかおかひさえさんの作品展が、同県小川村郷土歴史館(ふるさとらんど小川)で開かれています(6月2日まで)。

ふるさとらんど小川は北アルプスも望めるすばらしい所にあり、作品展のタイトルである「天空のカフェテラス~ナギのひととき」の気分にぴったり。ポスターには、たかおかさんが2023年の第49回現代童画展で入選した「天空のカフェ」が使われています。

その作品展の会場に入ったところにまず、「チュンのあさごはん」の絵の原画たちが額装されて掲示されているのに感激しました。下のテーブルには、手作り冊子が「観覧用に」と3冊も置いてあります。さらしな堂と一緒に制作したことも文章で書いてくださっていました。

たかおかさんには、さらしな堂もメンバーである「さらしなルネサンス」という住民グループが、「田ごとの月」という童話に添える1枚絵の制作を依頼し、2023年「The MOON CITY」という長野県千曲市の「月の都」ガイド冊子に載せさせてもらったことがあります。その絵の原画も隣りに並んでいました。

展覧会では、これらの絵を含め高岡さんのこれまでの作品計38点が展示されています。「ユキヤナギふわふわちゃん」というたかおかさんのオリジナルキャラクターの描き分け作品も見どころです。

「チュンのあさごはん」については次をクリックしてください。https://sarashinado.com/plus/2022/07/12/tyun/

たかおかさんを紹介する新聞記事もどうぞ。

信濃毎日新聞に高岡寿江さんの記事 「田毎の月」の童画も今春公開