平安時代の日記文学「更級日記」が国宝になることが決まりました。 文部科学省の諮問機関「文化審議会」が11月18日(2022年)、百人一首の考案者でも知られる藤原定家が鎌倉時代に書き写した「更級日記」は、国宝に値すると判断しました。
「更級日記」は菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)という貴族の女性が、少女のころから晩年までを綴ったもので、自分史の先駆けです。来し方行く末についての思いを、いくつもの和歌をちりばめながら作文したものです。
夢の作文支援センターさらしな堂は、菅原孝標女と同じように自分の思いを自分の言葉で綴るお手伝いをしたいと昨年(2021)始めました。
日記のタイトルが、なぜ当地の小学校(更級小学校)の名前と同じ「更級」なのか関心を持ち、調べてきました。下記のページに、分かったことを書いていますので、ご覧ください。

 「1000年経ても更級は桃源郷?」 http://www.sarashinado.com/2011/07/08/sokan/
 「天皇家の宝物更級日記」 http://www.sarashinado.com/2011/07/16/saratabi45/
 「自分史の先駆け更級日記」 http://www.sarashinado.com/2011/07/16/jibunshi/
 「巧妙に付けられたタイトル更級日記」 http://www.sarashinado.com/2012/01/02/title/
 「更級にあった救済のイメージ」 http://www.sarashinado.com/2011/07/16/saratabi59/
 「さらしなの純白イメージで更級日記」 http://www.sarashinado.com/2012/01/07/154/
 「夫の死が書かせた更級日記」 http://www.sarashinado.com/2011/07/16/saratabi16/