さらしなの里の音楽グループ「さらしな棚田バンド」のメンバーである森政教さんが、ことしの中秋(9月19日)、長野県千曲市姨捨地区から鏡台山方面を撮った写真を送ってくださいました。姨捨の棚田は「田毎の月」で知られ、国の重要文化的景観に選ばれています。
最上部の写真は、棚田の中にある姪石(めいいし)という名の岩の後方から撮影。岩に鎮座するのは観音様です。その下の写真は、俳人松尾芭蕉が立ち寄り、「俤(おもかげ)や姨ひとりなく月の友」の句を残した長楽寺の境内。大岩の姨岩(おばいわ)の上にカメラ愛好家をはじめ大勢の人が観音様と同じ月を眺めていました。その左は棚田から北側に広がる長野県千曲市域の夜景です。画像をクリックすると、PDFが現れ、印刷できます。
森政教さんのオリジナル曲を含むさらしな棚田バンドの歌を、「さらしな棚田バンドの歌」で聴くことができます。