更旅205号・新更科が帝国ホテルで紹介されています

更旅・帝国Hの新更科samuneiru

  シリーズ180号で紹介した老舗和菓子「虎屋」の季節羊羹「新更科」の製造販売が、中秋(2013年は9月19日)に合わせ、始まりました。左上の写真は東京・日比谷の帝国ホテルの1階、ロビーにつながる通路沿いにしつらえられた陳列ウインドウ。水ようかんの隣に虎屋のデザインが施された飾り水引きの化粧箱の中に新更科が収まっていました。季節が夏から月が美しくなる秋に変わることを演出する陳列です。世界各国のたくさんの人たちが新更科の名前を見ています。
 虎屋は店舗もホテルの中に持っており、右側の写真は、店舗で新更科が紹介されている様子です。ようかんの切り口が「信濃国の北部に位置する更科の、深山にかかる月の美しさを表わしました」と紹介されています。年配のご婦人が「これがさらしな(更科)ね」とご主人と一緒に見入っていました。「新更科」は10月中旬まで製造販売されるそうです。

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