更旅216号・「田毎の月」実見プロジェクト挙行!

更旅・実見!田毎月samuneiru

 シリーズ165213215号などでお知らせしてきた長野県千曲市姨捨での「田毎の月」実見プロジェクト(正式名称は「千年の夢 田毎の月」)が行われ、初日の10月18日に行ってきました。鏡台山から月が姿を現す予定時刻は空一面に雲が覆い、だめかと思いましたが、午後5時半すぎ、赤みがかった黄色の光が雲を通してぼーっと見えました。月(十四夜)でした。
 右上の写真は翌日の信濃毎日新聞の1面に載った写真。屋代高校・中学校の天文班の生徒たちが月の出と角度を予想、計算して「田毎の月」を見る舞台を決め、6枚の大鏡に映し出した世界です。上の写真は、その舞台の少し上方、稲刈りが終わった小さな棚田にあえて水を張り、そこに現れた月です。月の光が雲に反射して2つあるように見え、水面にも確かに2つ!。一度に4つの月が楽しめました。
 雲のない夜よりも、結果的には幻想的な感じがして、大変、素晴らしい「十四夜の夢」となりました。左の写真は、プロジェクト舞台の姪石地区にある姪石地蔵です

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