快晴の9月27日、稲刈りが始まった姨捨の棚田に行きました。シリーズ208号でさらしな棚田バンドの森政教さんが届けてくれた姪石に鎮座するお地蔵さまと鏡台山の写真が大変、印象的だったので姪石周辺を歩いていたら、後方に白い月が浮かんでいるのに気きました。午前11時ぐらいに撮影したのがこの写真です。
27日は月の暦では中秋から8日後の二十三夜ですが、この写真の右上方に浮かぶ月は前の晩の二十二夜、午後11時ごろに当地に現れた月が西の山に沈もうとしているところです。中秋19日の月の出が午後6時すぎだったので、5時間ぐらい遅くなっていたわけです。二十三夜の月は「下弦」と呼ばれる半月ですが、この二十二夜の月もほぼ半月に見えます。昼間の月は何か開放的で、夜とはまたちがった趣があります。
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